女子マラソン選考 リオ五輪代表どう選ぶ・・・？

女子マラソンのオリンピックや世界選手権代表の選考は

毎回といっていい程、すっきりしない日本代表決定となっていますが・・・

女子マラソンのリオ五輪代表の選考方法がどうなっているのでしょうか？

女子マラソンのリオ五輪代表が３枠

選考レース対象は、

世界陸上北京大会

さいたま国際女子マラソン

大阪国際女子マラソン

名古屋ウィメンズマラソン

この選考レースの中で世界陸上だけは、入賞すれば、即リオ五輪代表内定

後は、３つの選考レースで日本人選手上位３位までで

日本陸連が設定したリオ五輪派遣設定記録の２時間２２分３０秒を

上回った選手から優先的にリオ五輪代表を選考することになっています。

２０１５年の世界陸上北京大会では、伊藤舞選手が７位入賞を果たして

女子マラソンリオ五輪代表の内定が出ました。

残りのリオ五輪代表２枠を３つの選考レースで、派遣選手を決定します。

１１月に開催されたさいたま国際女子マラソンでは、

吉田香織選手が２時間２８分４３秒で日本人最高位の２位に

しかし、記録が２８分台とリオ五輪派遣設定記録から遠く及びません・・・

１月に開催された大阪国際女子マラソンでは、

福士加代子選手が、２時間２２分１７秒のタイムで優勝しました。

この記録は、リオ五輪派遣設定記録を上回る日本歴代７位のタイムでした。

しかし、女子マラソンのリオ五輪代表内定をもらえませんでした。

それは、３月に行われる名古屋ウィメンズマラソンが残っていて、

福士加代子選手の記録を上回る選手が出る可能性があるからです。

この名古屋ウィメンズマラソンのコースは起伏が少ない平坦なコースで

女子マラソンの記録が出やすいコースであること

最後のリオ五輪代表選考レースで、有望選手が出場するので、

福士加代子選手のリオ五輪代表内定とは、ならなかったのです。

そこで福士加代子選手は、リオ五輪代表を確実にする為に、

名古屋ウィメンズマラソンへ一般参加で出場エントリーしました。

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招待選手としては、２００４年のアテネ五輪で金メダルを獲得して

これが、最後のオリンピック挑戦としている野口みずき選手

ロンドン五輪代表で２０１３年世界陸上４位入賞の木崎良子選手

２０１４年横浜国際マラソン優勝の田中智美選手が

残りの２枠のリオ五輪代表を目指して出場します。

福士加代子選手の記録を、名古屋ウィメンズマラソンで複数の選手が

上回った場合には、女子マラソンの選考が難航

今回のリオ五輪代表選考もすっきり決まらないケースになる恐れが・・・

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