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オリンピック女子マラソンの選考基準とは [スポーツ]

女子マラソンのオリンピック代表選考でまた問題勃発!!

1992年のバルセロナオリンピック代表選考の時が最初か・・・?

この当時の女子マラソンのオリンピック日本代表選考には、

明確な選考基準が発表されていなかった・・・?

前年の1991年の世界陸上東京大会で入賞した有森裕子さんが

オリンピック女子マラソン代表に選ばれたのですが、

女子マラソン代表選考レースで松野明美さんは、

当時の日本記録を更新したにも関わらず落選

この代表選考は社会問題にまで発展した松野明美さんの「私を選んでください」事件

そして、シドニーオリンピック女子マラソンの金メダリストの高橋尚子さんのケース

オリンピック翌年に高橋尚子さんは、女子マラソンの世界記録を更新

しかし2004年のアテネオリンピック女子マラソン代表に落選

この時には、女子マラソン代表選考基準がありました。

1.世界陸上パリ大会でメダル獲得した競技者の中で、

  男女マラソンそれぞれの日本人最上位1名を代表選手とする

2.各選考競技会の日本人上位競技者の中から本大会でメダル獲得

  または、入賞が期待される競技者を選考する

項目1の選考基準で、これで野口みずき選手が女子マラソン代表に

項目2の選考基準で、大阪国際女子マラソン優勝の坂本直子選手と

名古屋国際女子マラソン優勝の土佐礼子選手が

アテネオリンピック女子マラソン代表となり、

高橋尚子さんが落選したのでした。

今回のリオデジャネイロオリンピック女子マラソン代表選考基準は

世界選手権日本人最上位入賞した選手には、

リオデジャネイロオリンピック日本代表の内定が出る。

これで、3枠ある女子マラソン代表の1枠が伊藤舞選手の手に・・・

1.日本陸連設定記録2時間22分30秒を満たした選手(最大1名)

2.各選考大会での記録・順位・レース展開・タイム差・気象条件等を

総合的に勘案し本大会で活躍が期待されると評価された選手

というオリンピック女子マラソン代表の残りの2枠を巡って、

オリンピック日本代表の選考レースである

さいたま国際女子マラソン・大阪国際女子マラソン・名古屋ウィメンズマラソン

に選手はエントリーして、選考基準クリアして代表の座を手にするのだ。

1月のリオデジャネイロオリンピック日本代表選考レースでは、

福士加代子選手は、項目1の選考基準・五輪派遣記録を上回るタイムをクリアして優勝

しかしリオデジャネイロオリンピック日本代表の内定をもらえなかった。

それは、最後の選考レースの名古屋ウィメンズマラソンで、

福士加代子選手のタイムを上回る選手が出現する可能性があるからだ。

その為、福士加代子選手は、名古屋ウィメンズマラソンにも無謀にもエントリー

リオデジャネイロオリンピックでのメダルが期待される選手なのだが・・・

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選考基準にある本大会で活躍が期待される選手という文面・・・

何を基準に活躍が期待される選手とするのか・・・

すごく曖昧な選考基準だと思われる。

これを明確にしないとオリンピックの女子マラソン代表の選考の度に

問題が勃発して、ショックを受けるのは、選手ではないでしょうか・・・?


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