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水球日本 パスラインディフェンスで五輪ゲット [スポーツ]

32年ぶりのオリンピック出場を決めたポセイドンジャパン

水球男子日本代表が使った水球の常識を超えたディフェンス・・・

それが、パスライン・ディフェンス

ポセイドンジャパン水球男子日本代表の大本監督が編み出した戦法です。

監督がいうこの戦法のポイントは、「肉を切らせて骨を断つ」

どういうことなのか・・・・?

通常、水球だけでなくゴールを争う球技の守備ですが、

ゴールへとつながる道筋を意識してディフェンスします。

攻撃側の選手とゴールの間に入って守備をするのが通常手段

しかしこのパスライン・ディフェンスは、まずゴールを意識しません。

自分がマークする相手に対してボールが回らないようにすることを意識

つまり自分がマークする選手にパスが回らないように守備をするのです。

パスが通れば、相手選手がフリーでシュートを打つリスクが非常に高いですが、

ポセイドンジャパン水球男子日本代表は、失点覚悟で水球で初めての戦略に

挑戦したのです。

12asia004.jpg
http://poseidonjapan.net/12asia004.jpg
海外の選手に体格的に劣るポセイドンジャパンなので、

セットオフェンスになると、高さや体力のある相手を崩すのが厳しい

ミドルシュートも高い壁にブロックされる・・・・

速攻攻撃でゴールキーパーと1対1になれば得点のチャンスは増えます。

なので、水球男子日本代表の特徴は、スピードを生かした速攻なんです!!

パスライン・ディフェンスでボールをカットして速攻で即座にカウンター攻撃

これがポセイドンジャパンの勝つ戦術なんです。

パスライン・ディフェンスの完成度を高めるには、選手の豊富な運動量と

選手間の連携が必要不可欠なんです。

水球で初めての戦術は、大本監督が、バスケットボールのディナイディフェンス

遮断する守備を参考にして編み出しました。

オリンピックアジア予選の1年前から取り入れたのですが、

パスライン・ディフェンスは、編み出した監督が「スーパー邪道」と言っている程、

今までになかったディフェンスで導入当時は選手は受け入れませんでした。

ミーティングでは、選手は耳を傾けても、いざゲームとなると

水球の従来のマンツーマン・ディフェンスを行い中々浸透しなかったそうです。

昨年のアジア選手権で結果が出たのが転機となって、選手が受け入れるように

今年の夏の世界選手権では、各上のロシアを撃破しました。

この時点では、まだパスライン・ディフェンスは、不完全なものでしたが、

水球男子日本代表に浸透したことで、パスライン・ディフェンスに修正を加えて

今回のオリンピックアジア予選にポセイドンジャパンは挑みました。

強敵カザフスタンに1点差で勝って水球日本代表ポセイドンジャパンは勢いに乗って、

大会最終日には、宿敵中国と全勝対決。

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開催国の中国での試合は、水球日本代表にとっては、アウェー状態。

日本のゴール前で嫌というほどファールを取られて、異常な数の

ペナルティショットを奪われるという苦しいゲームでした。

が、水球日本代表のパスライン・ディフェンスがここぞという場面で

牙をむき、カウンター攻撃で得点を積み重ねていきました。

最終的には、16対10で宿敵・中国を撃破。

32年ぶりとなる夢の五輪出場権を手中に収めたのでした。

大本監督は、4年間取り組んだパスライン・ディフェンスが効果があり、

カザフスタンに勝利したことで勢いに乗れました。

自分達のやりたかった戦術通りに戦えたのが、オリンピックに

つながったんだと思っていますとコメントした。

リオデジャネイロオリンピックでの水球日本代表の目標は、ベストエイト

水球で初めてののパスライン・ディフェンスの精度を高めて、

目標を達成して、さらに東京オリンピックでは、メダル・・・?と

期待したいですね。



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