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ポセイドンジャパンのディフェンスは世界初!! [スポーツ]

32年ぶりにオリンピック出場を果たしたポセイドンジャパンですが、

4年前にもオリンピック出場のチャンスはあったのです。

2011年の世界水泳選手権が、中国・上海で開催されたのですが、

ポセイドンジャパンは、初めての決勝トーナメント進出を果たしたのです。

決勝トーナメントでの結果は、水球日本代表過去最高順位の11位

世界水泳選手権の後には、オリンピックのアジア大陸予選がありましたが、

これが、日本での開催とポセイドンジャパンにとって最高のお膳立てとなったのが、

五輪のアジア大陸予選大会が始まると、カザフスタンに中国に敗退

ロンドンオリンピック出場とはいきませんでした。

ポセイドンジャパンキャプテンの志水選手は悔しい思いをした選手の一人

「自国開催でプレッシャーもかなり大きくそこで負けたことで

自信もなくしてしまいました」と語っています。

当時、海外経験が豊富な選手が揃っていたのになぜ敗れたのか?

ポセイドンジャパンの大本監督は、オリンピックのアジア大陸予選を

振り返ってひとつの答えを見出したのです。

PJ2011july.jpg
http://poseidonjapan.net/PJ2011july.jpg

シュート数が少なく、常に相手に攻撃されている印象があった。

積極性というか、思い切りが足りなかったのではないか・・・?と

そして、大会の翌年から水球男子日本代表の大改革に乗り出したのです。

それが世界で初めてのパスライン・ディフェンスだったのです。

水球のディフェンスの常識は、ゴール前を固めるゾーンディフェンスです。

パスライン・ディフェンスはこの常識を一切無視してゴールを守りません!!

マンツーマンで相手選手をディフェンスするセオリーを破るシステム。

ディフェンスをゴール前まで下がってしないので、攻撃に移動しやすいので

ポセイドンジャパンの特徴である機動力を生かせると考えたからです。

世界で初めてとなる水球のディフェンスシステムですから、

選手からの反発が大変なものだったようです。

ただ、ポセイドンジャパンの大本監督は、パスライン・ディフェンスが

果敢にポイントを取りにいけるスタイルである事に非常に魅力があったので、

幾度となく選手と繰り返し相談して、4年の歳月を掛けて

現在のパスライン・ディフェンスのシステムを構築したのでした。

パスライン・ディフェンスシステムを実践するためには、

選手の能力アップが必要でした。

オリンピックのアジア大陸予選で悔しい思いをした、7人の選手のうち5人は、

ヨーロッパのプロリーグに在籍。世界のトップレベルの選手との対戦を経験したのです。

更に、今回のアジア大陸予選前には、最終仕上げとしたのが、

2ヵ月間の完全拘束!! 

選手達は、2ヵ月の間一度も自宅に帰らないで、

海外のグアム・ハンガリー・オーストラリアを含めた合宿生活をしたのです。

ポセイドンジャパンの大監督は「オリンピック出場というのは、

選手達のこれからの人生を変える出来事なんです。

人生を変えるチャンスが目前にあるのに、集中力がないのでは、

到底オリンピック出場に届くはずがない。

オリンピックに32年間出場出来なかったのは、過去の選手達が下手ではなく

それだけ五輪に出場することは難しいことなんです」と語った。

選手たちは、誰ひとりとしてこの2カ月間に集中力が切れる事はなかった。

この2ヵ月間合宿がオリンピック出場権を獲得するという

『断固たる信念』を持つことになり、五輪出場を果たしたのです。

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しかし、ポセイドンジャパンは、スタートラインに立ったばかり。

新システムのパスライン・ディフェンスは、五輪予選で結果を残したことで、

各国に研究されるのは必至です。

オリンピックでの目標が ベストエイト・・・・

ここに手が届くかどうかのカギは、攻撃の要であるパスライン・ディフェンスです。

今後の水球男子日本代表の課題がパスライン・ディフェンスをいかに進化させるか

世界に先駆けてパスライン・ディフェンスという新システムを開発した

大本監督の目には、リオデジャネイロオリンピックだけでなく

その次の東京オリンピックで活躍する代表チームの姿まで見えているのでしょう。

少しずつでも確実に進歩を続けてきたポセイドンジャパンは、は、

リオデジャネイロオリンピックを経験し、さらに新しい一歩を踏み出していく。



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