羽生結弦の４回転ループジャンプが美しい

羽生結弦選手（２１＝ＡＮＡ）のジャンプが美しくて、

全日本選手権フィギュアスケート男子で４連覇を達成しましたが、

これに満足せずに、世界で初めての大技に挑戦しているようです。

来年３月３０日～４月２日にアメリカのボストンで開催される世界選手権の

日本代表である羽生結弦選手（２１＝ＡＮＡ）が１２月２８日に

北海道札幌市内で記者会見を行って、真駒内セキスイハイムアイスアリーナで

エキシビションに出演しましたが、羽生結弦選手は、ＩＳＵ（国際連盟）公認大会では

まだ成功例がない４回転ループジャンプに挑戦することを宣言!!


http://hanyuu-yuzuru.up.n.seesaa.net/hanyuu-yuzuru/image/bec419ff034d3eed697ecba3f8fd28a4-thumbnail2.jpg?d=a15

世界選手権での世界初の美しい４回転ループジャンプの挑戦を決意

４回転ジャンプの種類を増やすべきだと語っていた羽生結弦選手は、

今の段階で限界の構成演技ですが、この限界を更に上げて挑戦したいとコメント

現在の構成演技に組み込まれている４回転ジャンプはサルコーとトーループの２種類

ジャンプの飛び方の違いは、

トーループジャンプは、ジャンプの中で最も簡単とされていて、

右足外側のエッジに乗り、左爪先を突いて踏み切るジャンプ

サルコージャンプは、　踏み切りの直前に両足をハの字に開くのが特徴で

左足内側のエッジで滑り、右足を前方に振り上げて跳ぶ。

ループジャンプは、　両足をそろえた助走からジャンプする直前に足をクロスして、

一瞬腰が沈み込む姿勢になる。右足踏み切りで爪先は使わない。

そして、４回転ジャンプの基礎点ですが、

トーループジャンプが１０・３０点

サルコージャンプが１０・５０点

ループジャンプがは１２・０点と４回転ループが基礎点が高いです。

世界選手権で２シーズンぶりの優勝を目指している羽生結弦選手は、

ＩＳＵ公認大会で成功例のない４回転ループに挑戦するのです。

既に昨年オフシーズンから今シーズンでのループジャンプ導入を考慮にいれて、

練習はしていたのですが、ジャンプの美しい完成度が低く演技構成には組み入れませんでした。

グランプリファイナルのエキシビジョンでは、美しい４回転ループに挑戦しましたが、

この時は、バランスを崩していました。

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先月下旬からはひと月の間にＮＨＫ杯・グランプリファイナル・全日本選手権と

３試合もありハードスケジュールとなっていましたが、来年の世界選手権までは、

およそ３ヵ月あるので、この間に練習を重ねて完成度を高めるのでしょう。

フリー演技の前半には、単発で美しい４回転トーループジャンプがあるので、

これを４回転ループに変更すれば、構成内容を大幅に変えずにスムーズにできて、

更に、ジャンプの基礎点が１．７上乗せされ、羽生結弦選手自身が持つ

世界最高得点の更新の可能性が高くなります。

羽生結弦選手自身が目指すのは、評価のできる美しいジャンプ、評価できる表現

世界で初めての４回転ループジャンプが更に羽生結弦選手を進化させる。



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