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箱根駅伝をオムワンバが棄権 [スポーツ]

第92回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)が

東京・読売新聞東京本社前から芦ノ湖までの5区間=107・5キロで

1月2日・3日と開催されました。

前回大会に総合9位の山梨学院大は、

エノック・オムワンバ(4年)は、最後の箱根駅伝を棄権して

サポートメンバーとして参加しました。

PK2015122502100055_size0[1].jpg
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/sports/news/images/PK2015122502100055_size0.jpg

オムワンバの代わりにはドミニク・ニャイロ(1年)が、

往路2区を走りましたが、区間2位となるいい走りを見せて上位でたすきリレーして

箱根駅伝往路は、4位でゴールしました。

昨年の箱根駅伝往路13位からは大きく順位を上げる4位

目標としている表彰台を狙える位置につけましたが、1月3日の箱根駅伝復路では、

思うような走りが出来ずに最終的には、シード権保持の総合8位に終わりました。

山梨学院大の監督の上田誠仁監督は、エースであるオムワンバの献身を称賛しました。

まな弟子であるオムワンバを思い、指揮官が頬を濡らしたのです。

本当は…、…オムワンバを本当に走らせてあげたかった・・・・

上田監督は、秘めていた思いを吐きだすと、静かに涙をぬぐいました。

オムワンバは、大学1年生の時に箱根駅伝往路2区で

なんと12人抜きをして区間2位のタイムを叩き出し一躍、

その名を箱根駅伝にとどろかせたケニア人留学生。

しかし翌年の2年生の時は、箱根駅伝往路2区でまさかの途中棄権

そして3年生の時には、故障があり、箱根駅伝往路当日に棄権となりました。

最後の箱根駅伝レースを絶対に走りたいと最後までオムワンバは、

強い意欲で練習をしていたのですが、不運にも夏に右ひざを痛めて

その影響が箱根駅伝まで残っていたのでした。

ニャイロのほうがいい状態だったと上田監督。

12月29日の箱根駅伝区間登録する際には、オムワンバでなく

同じケニア人留学生で1年生のニャイロを登録

箱根駅伝の規定では、外国人選手は、1チームで1人だけが登録できるシステム。

オムワンバの熱意は、よくわかっていた監督だが、そこは、勝負の世界

しかしオムワンバは、ニャイロと同部屋に前日から泊まり、中継所にも同行して、

後輩の準備を手伝って、本来ならオムワンバが走る予定だった箱根駅伝往路2区へ

最初から飛ばさないようにとアドバイスをして後輩のニャイロを送り出したのです。

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しかし、ニャイロは、最初から飛ばしてしまい後半ペースが落ちてしまったが、

いい走りをしてくれたので、自分は箱根駅伝を棄権したけれど、悔しくんはありませんと

オムワンバ自身が1年生で華々しく箱根駅伝をデビューした時と同じように、

同じケニア出身の留学生が、箱根駅伝往路2区で区間2位となったことを喜んだ。

上田監督は、今日まで本当によく弟分のニャイロの面倒をオムワンバが見てくれた。

駅伝はチームプレーなんだということを見せてくれたことがうれしいと表情を緩めた。

オムワンバは、大学卒業後には、三菱日立パワーシステムズ長崎に就職して

陸上競技を続ける予定で、まずは1500メートルと5000メートルを練習して

今度はトラックでオリンピックをめざしたいとコメントを残した。



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