全豪オープン決勝速報 セリーナ無冠!!

テニスのグランドスラム初戦である全豪オープンが

オーストラリアのメルボルンでハードコートで開催されていますが、

１月３０日には、女子シングルス決勝が行われて、

世界ランク１位で全豪オープントーナメント第1シードのアメリカの

セリーナウィリアムズ選手が、全豪オープントーナメント第７シードで

ドイツのケルバー選手に４－６・６－３・４－６のフルセットの末、負けました。


http://www.asahicom.jp/articles/images/AS20160128001735_comm.jpg

この敗退で全豪オープン２連覇と７度目の優勝と

さらに元世界ランク１位のドイツのグラフに並ぶ

グランドスラム最多の２２勝目を逃しました。

第１セットは、セリーナ選手の強烈なストロークで攻めたのですが

ラリー戦ではケルバー選手より先にミス・・・・

第１セットだけで２３本と多いミスでこのセットを落としました。

第２セットは、気持ちを入れ替えて第１セットのようなミスを５本に抑えて、

ケルバー選手を圧倒してセットカウントタイに・・・

ファイナルセットへ持ち込みましたが、

全力で女王に挑戦するケルバー選手の勢いにセリーナ選手がミスの連発

最後もセリーナ選手のボレーがラインを割って２時間８分で試合が終わった。

喜びのあまりゲーム終了後にコートに倒れこんだケルバー選手に

セリーナ選手が歩み寄ってハグをして笑顔で称えていました。

両者の対決は、今回で７度目

セリーナ選手がケルバー選手との対戦成績を５勝２敗にされた。

ケルバー選手に敗れたのは２０１２年のシンシナティ・オープン以来

セリーナ選手は、昨年に自身２回目となるグランドスラム４大会連続優勝の「セリーナ・スラム」を達成して、

全米オープンでは、同シーズンでグランドスラム大会全てに優勝する「年間グランドスラム」に挑戦

（１９８８年にグラフが達成して以来２７年間「年間グランドスラム」を達成している選手がいない）

史上４人目の「年間グランドスラム」をかけて臨んだのですが、

準決勝で当時世界ランク４３位でイタリアのビンチ選手にまさかの敗戦を喫して偉業達成を逃しました。

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この敗戦のショックからなのかその後のツアーを全て欠場して、今シーズンへの準備をしてきたのですが・・・

今回の全豪オープンでケルバー選手に敗れ

グラフに並ぶグランドスラム大会最多タイの２２勝はおあずけとなり、

グランドスラム大会２大会連続で無冠に終わりました。

世界ランク６位のケルバー選手は、ドイツ人女子では、

元世界ランク1位のグラフ以来なんと２２年ぶりのグランドスラム優勝となったのです。

全豪オープン大会後の世界ランキングは、自己最高位となる２位に浮上することとなったのです。

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タグ：全豪オープン テニス シングルス セリーナウィリアムズ