前田健太投手のメジャー球団の獲得戦混沌 [スポーツ]
広島カープの前田健太投手がポスティングシステム（入札制度）を利用して
アメリカメジャーリーグ移籍を目指していますが、
アメリカメジャーリーグ球団のレッドソックスとジャイアントが
前田健太投手の獲得戦から離脱する方向にあるとアメリカの地元メディアが
報じています。
http://static.nikkan-gendai.com/img/article/000/149/520/ba1120bf0aacc2fa909a7ab81f35f79e_262_262.jpg
更に、ダイヤモンドバックスも前田健太投手獲得を見送る報道があり、
前田健太投手獲得の有力候補とされてきた球団が次々と獲得戦から撤退すると
いう予想していなかった方向へ向かっています。
「かつて、前田健太投手はレッドソックスのローテーション埋めに
魅力的な存在と見られていたが、もうそうではない。
関係者によると、レッドソックスは28歳（現在は27歳）の右腕と
交渉するための入札には参加しない」と
ボストンの地元ラジオ「WEEI」（電子版）は日本時間9日に
前田についての特集記事を掲載して伝えています。
アメリカメジャーリーグ球団のレッドソックスは、
前田健太投手にとても強い関心を持っていた名門チームですが、
ブルージェイズからフリーエージェントとなった今市場の目玉投手
デビッド・プライス投手をなんと７年２億１７００万ドル（約２６６億円）!!
の契約で獲得。
これは、アメリカメジャーリーグの市場最高額の投手の契約だそうです。
デビッド・プライス投手の獲得成功で、レッドソックスの先発投手は、
バックホルツ・ボーセロ・ケリー・ロドリゲスとなったので、
前田健太投手獲得が必要なくなったと分析されています。
ジャイアンツ球団の地元紙・サンフランシスコ・クロニクルは、
「ジャイアンツが前田健太投手獲得を見送ると判断した」と報じました。
ジャイアンツは、ホワイトソックスからフリーエージェントとなっていた
ジェフ・サマージャ投手を５年総額９０００万ドル（約１１０億円）で獲得
更に、フリーエージェントとなったマイク・リーク投手との再契約も検討中
スポンサーリンクジャイアンツの監督であるブルース・ボウチー監督は、
ウインターミーティングで前田健太投手に興味を持っていると話していましたが、
ジャイアンツ球団の幹部が前田健太投手のメジャーリーグに適応して成功するのか
疑いをもっており、これが原因で獲得断念したのだという。
ダイヤモンドバックス球団は、スチュワートGMが「愛している」と言うなど
前田健太投手へ興味津々でラブコールを送っていた最有力候補球団ですが・・・・
ジャック・マグルダー氏はダイヤモンドバックスの地元アリゾナで
ファンラグ・スポーツというメディアでダイヤモンドバックスの番記者を務めて
いるのですが、ツイッターでダイヤモンドバックスは、グリンキー投手と契約したので
前田健太投手からは撤退したと球団関係者が話したと報じています。
今季オフ最大の注目の投手であるザック・グリンキー投手を
６年総額２億６５０万ドル（約２５３億円）で獲得
これは、メジャー市場最高額の契約となったのです。
なんと１年平均がおよそ３４４０万ドル（およそ４２億２４００万円）!!
それに加えて、ブレーブスとのトレードでシェルビー・ミラー投手を獲得
この２人の投手を獲得したことで、前田健太投手の獲得戦に参加する
必要性がなくなったからです。
現在までには、３球団以外にも
マリナーズ、ドジャース、ヤンキース、カージナルス、カブスなどが
獲得候補球団として挙がっているので移籍の可能性は十分にありますが、
今まで前田健太投手の獲得戦の有力候補だった３球団が、争奪戦撤退となると
今後の行方が混沌としてきてもおかしくありませんね。
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